夏に若鮎であった鮎たちは、秋になると産卵のために川を下ります。
「落鮎」や「さび鮎」と呼ばれるその鮎たちにはたまごが詰まっており、若鮎とはちがう美味しさを楽しむことができます。
鮎を名物とする地域で名産品として知られる「うるか」。うるかとは、鮎の塩辛という意味で、鮎のどこを使用するかによってその名前は違います。卵巣を使えば「子うるか」、精巣を使えば「白うるか」、内臓を使えば「苦うるか」、鮎の切り身を入れて「切りうるか」といいます。あゆの里のうるかは、あゆの里独自の味付けで、球磨焼酎や日本酒によく合います。
新鮮であるからこそできる、鮎のお寿し。塩焼きとは違う、さわやかな美味しさが楽しめます。
鮎を甘露煮にした一品。ほんのり甘い鮎の甘露煮をどうぞ。
鮎は、サケ目アユ科の川魚で、日本の川釣りの代表的な対象魚。地域や個体による差はありますが、成魚で30cmほどまで成長します。
「あゆ」という名前の由来は、産卵のために川を下る(落ちる)という習性から、落ちるという意味の「アユル」から来たといいます。
鮎は9月から2月に産卵のために川を下り、砂や小石の多い浅瀬で産卵し、水温が15から20℃の中で約2週間ほどで孵化(全長6mm)します。海水耐性を持っている為、仔稚魚の時を海で過ごす事もあります。全長10mmほどになると、すでに鮎独特のスイカやウリのような香りがし始めます。主に岩場に生える藻類を食べる為、そんな香りがするそうです。
成長した若鮎は、多くは群れを成して生きています。しかし、特に大きく成長した若鮎は、藻類がたくさん生える場所に縄張りを作り、他の鮎が近づくと体当たりなどの激しい攻撃をします。その習性を利用した漁法が「友釣り」(囮の鮎に針をつけて野鮎の縄張りに侵入させ、野鮎が攻撃すると、針に引っかかって釣れるという方法)です。
成長した鮎は、産卵のために川を下ります。その際、体が橙色と黒の婚姻色に変わります。川を下る(落ちる)所から「落ち鮎」、その体の色から「さびあゆ」とも呼ばれます。
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